Norcia Castle, Italy by Patrizio Pacitti
“だいぶ前に広島で坊さんと 「仏教にはもともと禁欲的な教えはないんだけど、なぜかわかりますか?」 「ブッダが苦行林で禁欲を否定したからですかね」 「それもありますけど、昔の食糧事情や衛生事情で禁欲やら節制やらをしたら、死ぬからです。禁欲なんて金持ちの道楽だったんですよ」 って話をした 「仏教に限らず、禁欲的な教えをもともと持たない宗教が急に禁欲を美徳とするのは、大抵世の中が豊かになってからなんです。豊かな時代であえて不便で辛い禁欲生活をする自分は、特別な宗教的高位者なんだと、そう思いたがる人が禁欲を始める。禁欲は一番手っ取り早くて楽な修行ですからね」 「自分が苦しむだけで、他人を助けたり思いやる必要がない。だから他者への優位さを求めて禁欲をする人は、残酷で酷い人が多いですよ。宗教以外のコミュニティでも見るでしょう。自分は辛い思いをしているから他人より偉いんだと言う人が」 「エコだとかスローライフだとか菜食主義者とか、そういうものにも見られる傾向ですよね。全部がそうだとは言いませんが、不便で制約のある生き方を選べる人は金持ちか強者なんですよ。だからブッダは禁欲や苦行を嫌ったんです」”
真島文吉 / Twitter
1968年に行われたねずみの楽園実験。食料を無制限に与え、天敵がいない、256の巣箱がある空間にオスメス各4匹を放したところ、3840匹が暮らせる設計にも関わらず、2200匹までしか増えなかった。そして、社会は階級化した。 ●強者オス 十分なスペースがあるにも関わらず一等地を独占。オスメス問わず交尾。弱者オスを迫害。 ●弱者オス 巣箱があるにも関わらず、通路で寝るスラム生活。メスからは相手にされない。強者オスに攻撃されても反撃しなくなった。まったく社会的な活動をしないニートも誕生。 ●メス 強者オスに選ばれれば、不自由なく暮らせた。しかしそうでないメスは弱者オスと通路で暮らした。このようなメスはオスに守られず、自ら防衛行動を取り、攻撃的になった。このメスは自分の子供も攻撃するようになり、子ねずみの死亡率は上がり、生き残った子ねずみも大人になる前に巣を追い出された。このようなまともに育てられなかった子ネズミはニートねずみとなった。 ●結末 メスは繁殖をしなくなり、強者オスは死に、ニートねずみ達だけが残り、求愛動作、戦闘を行うことはなく、健康のために必要なタスクだけに従事した。食べる、飲む、寝る、毛づくろいをするだけの生活で、つやつやとした傷のない健康的な毛並みからビューティフルワンと呼ばれた。そしてねずみたちは絶滅した。 東京に一極集中して、年収やステータスでオスの強弱が決まるあたり、今の日本にそっくり。同じ東京でも人気エリアにこぞって住みたがるとことかね。あとテキーラ一気飲みさせて女性キャストを死なせたりするあたりもこーゆー感じがする。弱者オスがメスに相手にされないあたりも、たぬかなに代表される弱者男性イジりや、マッチングアプリや婚活ではじかれるあたりに近いものがある。そして女たちは強者男性に選ばれるのを願うようになるわけ、港区女子のようにね。社会的活動や仕事に興味を示さず、筋トレとか美を追求する男が増えてるのもこーゆー感じがするよね。男女ともに交際経験や性交の未経験者が増えてるのもこーゆー感じする。
ますけ / X
坂本龍一さん「神宮外苑の再開発、見直すべき」と手紙で訴えたが…小池知事「事業者にも送ったら」
黒かどや@kadoya1
浅草の鰌屋にて酒の飲み方を教える寅さん。こんな風に飲み方を教えて貰ったら随分と酒も旨くなるだろうな。建て替え前の飯田屋の雰囲気が映画の中でずっと生き続けている。四半世紀前に飯田屋の古寂びた二階の座敷にて酸味の効いた赤味噌を和えた鮪と独活のぬたを食した記憶が蘇る。あの頃が懐かしい。
降り注ぐ光芒
2013年、両国。
両国駅の近くから西側の方を眺めているようだ。
こう言うのも天使の梯子というのだろうか。幻想的な光の筋と現実的な両国予備校の看板の対比。
名月待ち
2015年、池淵史跡公園 旧内田家住宅。
お供物を整え、名月が昇るのを待つ。