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ANGEL

透明感のあるアイドル

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    qsfrombooks:

    “通常、スポーツは敵味方双方の準備ができてからゲームを始める。  しかし、実戦にルールはない。先に攻撃を始める方が、無条件に有利なのである。従って「先手の重要性」は『孫子』が説く最も重要な教えのひとつであり、事実、戦争史における勝利のほとんどは先手を打った者が手にしている。”

    超訳 孫子の兵法 / 許成準

    hiyamasan:

     コラムニストの小田嶋隆さんが、こんな本を上梓されています。
    【読書感想】上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白 ☆☆☆☆

     小田嶋さんは、この本のなかで、かなり客観的に自分自身とアルコール依存というものについて書いておられるような気がします。
     客観的に書こうとつとめている、と言うべきか。

     なんでアル中になっちゃうんでしょうね? 私もさんざん訊かれました。みんな理由を欲しがるんですよ。その説明を欲しがる文脈で、アル中になった人たちは、「仕事のストレスが」とか、「離婚したときのなんとかのショックが」とか、いろんなことを言うんです。
     だけど、私の経験からして、そのテのお話は要するに後付けの弁解です。
    失踪日記2〜アル中病棟』の吾妻ひでおさんも言ってました。アルコホリックス・アノマニス(AA)の集会や断酒会など、両方に顔出して、いろんな人のケースを聞いたけど、結局さしたる理由はないことがわかった、と。「こういう理由で飲んだ」とこじつけているだけで、実は話は逆。
     まず、飲んじゃった、ということがある。
     飲んじゃったから、失業した、飲み過ぎたから離婚した、飲んだおかげで借金がこれだけできたよ、というふうに話ができていくのです。
     ではなぜ飲んだんですか、という問いには、実は答えがない。
     世の中で、アル中の話がドラマになったり物語として書かれるときに、やっぱり理屈がついていないと気持ちが悪い。止むに止まれぬ理由がないとドラマが成立しにくい。だから、飲むための理由を補った形で物語がつくられるわけです。
     だからあれウソ、だと思う。
     実際の話、嫌なことあって酒飲むとすっかり忘れられるかというと、そんなことはありません。あたりまえの話です。むしろ、飲み過ぎちゃったってことが逆に酒を飲む理由になる。あるいは、お酒がない、入っていないと、正常な思考ができない、シラフだとイライラしてあらゆることが手につかなくなる、そういう発想になっていくから飲む。
     アル中になる前に飲んだ理由は、別に普通の人が飲む理由とそんなに変わりません。なんとなく習慣で飲んでました、仕事が終わって一区切りで飲んでました。その程度のものです。


     人間は、自分自身や他人の行動に対して、「理由」や「物語」がないと、落ち着かないところがあるのです。
     原因と結果は、しばしば、都合によって入れ替えられる。
     失業とか失恋とか離婚とか、なんらかの「きっかけ」があって、「それなら、アルコールに逃げてもしょうがないよね」というストーリーがつくられがちなのだけれど、実際は、アルコール依存でおかしくなってしまった、というのが先にあって、それらの問題が生じていることが多いのです。
     むしろ、飲みたい側、飲みたい人を引き留める大変さに疲れてしまった側が、こういう「ドラマ」をつくってしまう。
     アル中になる人でも、飲んだ理由やきっかけは、特別なものではないことがほとんどだ、ということは、普通だと今思っている人だって、アル中になっていく可能性は十分にある、ということなのです。
     それは、知っておいたほうが良い。

    http://fujipon.hatenablog.com/entry/2019/03/18/170000